関節痛、というと膝や股関節、足関節に多い痛みですが、
これは体重のかかる関節なので軟骨がすり減ったり、
骨の変形などが原因となって起こる痛みです。
それに対して関節周囲の痛み(肘や膝のまわりの痛み)は、
骨と筋肉どちらも関係して痛みが起こります。
骨を動かすのは筋肉です。
筋肉の端は腱というひも状になり(全てではありません)、骨にくっついています。
その骨にくっついている部分は繰り返し骨を引っ張るため、骨にも負担がかかります。
その負担に耐えられなくなると起こるのが、関節周囲の痛みです。
「テニス肘(外側上顆炎)」「オスグッド病(脛骨粗面炎・成長痛)」
「野球肘(内側上顆炎)」など肘や膝周りの痛みがそうです。
また似たような原因で起こるのが、
「ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)」「アキレス腱の痛み(アキレス腱炎)」
「足の裏の痛み(足底腱膜炎)」などで、骨にくっつく手前の腱の部分の痛みです。
これらの痛みの原因は「炎症」で、
繰り返される負担に微小な傷ができた骨と腱の付着部を体が治そうとする反応です。
ですので痛い部分を直接ぐりぐり押したり揉んだりするのはよくありません。
対策としては原因の筋肉を休ませたり、筋肉のストレッチが大事です。
筋肉が硬くなって常に腱や骨に負担がかかっていると痛みが出やすいので、
筋肉のストレッチで骨や腱にかかる負担を減らします。
筋肉が柔軟になると、力がかかった時でも骨や腱の負担は柔らかくなるので、
痛みは出にくくなります。
横浜ヘルスケア(整体)ではストレッチをメインとした施術を行いますので、
そのような筋肉の硬さが原因となる痛みにはすぐ対処できます。
関節の周囲の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください!