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巻き肩?でお悩みの方

2020/08/08カテゴリー:

2か月ほど前に、左手が上がりにくいという方が見えました。
前から腕を上げるとまだある程度上がりますが、
横から上げると肩の高さほどまでしか上がりません。

最初は年齢的に40肩かな?と思いましたが、
肩関節自体に動きにくさはなく、いわゆる40肩ではありませんでした。
少なくとも5年以上前から今の症状に悩まされており、
しかもかなり手を使うお仕事をされているので特に忙しく働いた後は辛いとの事でした。

肩回りを触ってみると、左の肩甲骨の位置が本来の位置よりもずいぶん上にありました。
そして色々動かしてもらうと、ほとんど力が入らない動きがありました。

特定の筋肉のマヒなどにより肩甲骨が背中から浮き上がる症状がありましたが、
それ以外の背中の筋肉にも力が入りにくいようで、肩甲骨と腕の連動が崩れています。

リハビリとして前鋸筋というろっ骨の横についている筋肉と、
背中の僧帽筋や菱形筋という筋肉に力が入れられるように運動を始めました。

腕を後ろに引くような動作は普通は背中の筋肉が自然に動くのですが、
腕を動かそうとしても肩甲骨が連動して動かないため、
まずは肩甲骨自体を動かす上記の筋肉3つを中心に動かしてもらうようにしました。

数回の通院とご自宅でのリハビリ運動の成果で前鋸筋には力が入るようになってきて、
少し腕を上げる動作が楽になってきました。

ただ背中の筋肉2つは神経麻痺気味でもあり、
背中は自分で見られないので筋肉に意識をしづらい部位なので、
まだ回復にはしばらく時間がかかるものと思われます。
根気強くリハビリを続けていかないといけません。

ちなみにこの方は見た目にはいわゆる「巻き肩」でもありました。
肩甲骨の下部の筋肉が働きが悪くなると、
他の筋肉がその動きをカバーしようとします。

具体的には前鋸筋という筋肉が動かなくなると、
代わりに小胸筋という筋肉が過剰に働きます。
過剰に働いた筋肉は固くなり、肩甲骨を巻き肩方向に引っ張ります。

逆に麻痺気味の背中の筋肉が肩甲骨を後ろに引っ張れないため、
余計に肩甲骨は前に寄っていってしまうわけです。

普通の猫背や巻き肩の方は、普段の不良姿勢や筋力の低下などで、
巻き肩になっていることがほとんどです。
普段から少し「人から見られている」意識をもって姿勢を気を付け、
背中の筋肉を鍛えると巻き肩の予防になります。

それでも猫背や巻き肩を自分ではどうしたらいいかわからないという方は、
横浜ヘルスケアにご相談ください。

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