水泳やプールでの運動は、水の浮力で膝や腰に体重がほとんどかからないため、
膝や腰の痛い方の運動として推奨されていることもあります。
確かに水の中では体重を支える力がほとんどいらず、
水の抵抗で無理なく負荷を増やした運動ができます。
ただ、脚を鍛えるという意味では、水中では思うように鍛えられません。
脚にかかる負荷はやはり陸上で体重がかかっていた方がはるかに大きいので、
筋力を鍛えるなら陸上で運動を行う方が効率はいいです。
あくまでリハビリトレーニングの一部と位置付けた方が良いと思います。
また水泳に関しては、主に鍛えられるのは上半身の筋肉が中心になります。
また心肺機能も鍛えられるので体力をつけるという意味ではいいのですが、
少し注意点があります。
平泳ぎとバタフライは、泳ぎの特徴上、腰を反らすことになります。
それが何ともない人も当然いるのですが、中には腰の負担になる方もいます。
体の前側(腹筋や腸腰筋)の筋肉が固い人は、特に腰を反らす動作が腰の負担になります。
また小学生~中学生くらいの年齢では、
腰を反らすことを繰り返す動作が、腰椎分離症の原因となることもあります。
水泳を始めて腰が痛くなった人はこのパターンであることが多いです。
対策としては反り腰の改善や、水泳の前後にストレッチをして腰の負担を和らげます。
しかしそれでも痛みが出てしまうことはあります。
そんな場合は戸塚駅東口からバスで5分、横浜ヘルスケア(整体)へご相談ください。