腰椎分離症は小学生高学年~中学生くらいの年代が特にかかりやすい腰痛の原因です。
腰椎(腰の骨)は大きく分けて椎体という背骨の本体部分と、
椎弓という後ろ側の人体や筋肉の付着部分に分けられます。
腰椎分離症は主にスポーツなどで繰り返し腰椎に反ったりひねったりする力が加わった時に発生します。
多いスポーツとしては野球、サッカー、バレーボール、ソフトボール、水泳など、
腰を反らしたりひねったりするスポーツによく見られます。
小学校からずっと野球をやっている野球少年が中学生になって腰が痛くなり、
整形外科に行ったところ「腰椎分離症」と診断され、コルセットを作らされ、数か月安静の指示。
コルセットをして安静にしていたもののなかなか痛みが引かず、知人の紹介で来院。
腰が反りやすくなる原因の筋肉のストレッチや、反り腰の改善のために前屈運動をやりました。
また普段から腰を反らす姿勢をしないように日常生活の指導をしました。
痛みはすぐに軽減していき、2週間程度でクラブチームの練習に復帰できました。
腰椎分離症は整形外科では安静と言われますが、
安静にしていても分離した部分はくっつく可能性は低いのです。
それならば痛みの出ないようにケアをし、鍛えていくことでスポーツに復帰できます。
スポーツ選手の腰の痛み、特にお子さんが腰椎分離症と診断されてお困りの方、
ぜひ横浜ヘルスケアへお越しください。