既存の患者さんの紹介で来られた患者さんは、
腰部脊柱管狭窄症と診断されたそうですが、急に腰が伸びなくなり、
「く」の字になって奥様の運転する車で来院されました。
腰から左足にひどい痛みや痺れがあり、痛みで体がまっすぐに伸ばせない状態でした。
まずは仰向けから中川式ストレッチを行い、うつ伏せになるときは腰やお腹の下にクッションを入れて何とかうつ伏せに。
一通りのストレッチが終わってからストレッチベンチでの前屈運動に取り掛かりました。
最初はご自分で前屈しようとしてもなかなかできませんでしたが、
体を反らすよりも前屈はできる状態だったので、前から手を貸して引っ張りながらさらに前屈。
これを数回繰り返すと、一番の痛みであった左の臀部(お尻)の痛みがずいぶんと軽減しました。
ベンチから下りて最後に低周波治療を行い、終わって立ち上がると、
来院時は「く」の字だった身体がずいぶんまっすぐに伸ばせるようになりました。
相当な前傾姿勢で歩いて来られましたが、変えるときは何とか普通の人に見える程度になりました。
その後週に3回のペースで3週間程度の施術を行うと歩ける距離もだんだんと伸びてゆき、
ついには軽くジョギングまでできるようになりました。
この方は特に劇的な回復をしたので、誰しもがこうなるとは言えません。
ただ病院に行って牽引をするだけ、薬を飲むだけでは治るものも治りません。
手術は良くなる場合もありますが、良くならない場合もあります。
何より手術にはリスクと、高額な費用がかかります。
まずは徒手(人の手)による施術を受けてみませんか?
手術は最後の手段です。
脊柱管狭窄症でお困りの方は、ぜひ横浜ヘルスケアにご相談ください。