スタッフブログ - 横浜ヘルスケア（整体）

ぎっくり腰になったことがある人は

それなりにいるかと思います。

西洋では「魔女の一撃」などとも言われ、

腰に衝撃的な痛みが走ります。

 

しばらく仕事を休んで寝込む羽目になったり、

そこから腰痛を発症した人も多いのではないでしょうか。

 

ぎっくり腰は体が疲れているときの方がなりやすいです。

(疲れていないとならないわけではありませんが)

筋肉の疲労があり、ちょっと体を動かしたり、

くしゃみをしたり、重いものを持とうとしたときになりやすいです。

 

しかし激痛は続くのはせいぜい数日間で、

１週間もすればたいがいの場合は元通りに動けるようになります。

 

ではぎっくり腰の原因は何でしょうか？

個人的な見解ですが、椎間板ヘルニアが原因だと思っています。

飛び出したヘルニアが腰まわりの神経を圧迫し、痛みが出ます。

中には坐骨神経痛など脚に痛みが出る人もいるでしょう。

 

なぜそう思うかというと、私も３度ほど経験があります。

動けなくなるようなひどいぎっくり腰ではありませんでしたが、

一度はくしゃみ、一度は背中を少し反らしたとき、

最後は重いものを持った時でした。

 

椎間板ヘルニアと分かったのは、

私が軽いぎっくり腰の後に研究の意味もあってＭＲＩを撮ったからです。

その時は白くて出たばかりのようなヘルニアが確認されました。

ちょうどその圧迫されている神経の支配領域(当時は左の太もも)に

僅かではありましたがしびれのような感覚がありました。

 

 

また頭を前に倒して首の後ろを伸ばすようにすると、

脊髄(神経)が引っ張られてヘルニアがあるところが刺激され、

ズーンと腰に痛みが走りました。

椎間板から飛び出したヘルニアが神経を刺激している証拠です。

 

ですのでぎっくり腰はよく言われる「腰の捻挫」「支える靭帯の損傷」

「腰の筋肉の肉離れ」などではないと思います。

とても重いものを持ったり激しくひねってぎっくり腰になったなら分かりますが、

大した負荷がかかっていなくてもぎっくり腰になることは多々あるからです。

それに靭帯や筋肉の損傷なら１週間では治りません。

 

対処法ですが、まずその日はおとなしく安静にしましょう。

でも当日でも翌日以降でも、歩けるなら歩いてみましょう。

その際は姿勢が悪くならないように気をつけます。

普段はお勧めしませんが、うつ伏せに寝たり、

氷水などで腰を冷やすと少し楽になることもあります。

 

２～３日して動けるなら、

なるべく早く日常の生活に戻りましょう。

ただ痛みが出る動作はしないようにします。

ウォーキングなどの有酸素運動も良いです。

 

このようにあまり大事にし過ぎず、

通常の生活に早く戻る方が、

慢性化せず早く軽快します。

油断しているとまたぎっくり腰になる可能性はありますので、

横浜ヘルスケアで体のケアをおすすめします。