腰椎分離症は、小学生~高校生くらいでスポーツをやっている人が
なりやすい腰痛の原因です。
腰椎(背骨)の後ろには筋肉や靭帯がくっついている椎弓という部分があり、
分離症になりやすい人は反り腰の事が多く、
椎弓の部分が縦に詰まった感じになります。
その状態で体を反らしたり捻ったりすると、
詰まっている椎弓に負担がかかり、分離が発生しやすくなります。
ですので、分離症の改善にはまず姿勢(反り腰)の改善が必要なのです。
また反り腰になりやすい人にはよくやってしまう姿勢のくせがあります。
当院に来院した学生の分離症の人達は、100%やってしまっていました。
それをしたから必ず分離症になるわけではありませんが、
少なくともなりやすい要因を作ることになるので、
当院ではその姿勢をしないように指導しています。
ある時は腰痛がなかなか改善しない中学生に色々話を聞くと、
寝るときはうつ伏せで寝ると言っていました。
うつ伏せは乳幼児では窒息の危険性があるとされていますが、
腰にとってもあまりいい寝かたではありません。
特にベッドで真ん中がへこみやすい状況になると、
体がそっくり返り気味で寝ることになります。
これも反り腰になる一つの原因となり、
結果的に分離症や腰痛を起こすことがあります。
このような事を気をつけた上で、
必要な筋肉のストレッチや、反り腰を改善する運動をすると、
腰椎分離症の痛みは比較的取れやすく、
スポーツなどにも比較的早く復帰することができます。
スポーツをしている人の腰痛や、
腰椎分離症でお困りの方は、
横浜ヘルスケア(整体)にご相談ください。