変形性関節症でひざや股関節の痛みでお悩みの方は多いと思います。
ひざ、股、足首の関節は重い上半身の体重がかかるため、
年齢とともに軟骨がすり減って、痛みが出てくる傾向があります。
特に体重の重い方や、筋力の弱い女性は関節にかかる負担が大きく、
高齢になればなるほどひざや股関節の痛い方は増えていきます。
対策としてはまず適正体重を保つことと、
適度な筋力を保つことで関節にかかる負担を減らすことが重要です。
しかし、すでに関節の変形が起きたり、軟骨がすり減って、
痛みがあるという方はどうすればいいのでしょうか?
整形外科では「ヒアルロン酸注射」を行いますが、
打った直後は多少良くてもまたすぐ元に戻ることが多いです。
変形した骨じたいは元に戻りませんが、
最近は関節の軟骨を復活させる方法が注目されています。
それは「ジグリング運動」といって、体重をかけずに関節を動かす運動です。
ひざや股関節は立って歩くと体重がかかるため軟骨はすり減っていきますが、
体重をかけずに行う運動では軟骨が少しずつ復活すると言われています。
股関節であれば貧乏ゆすりのような脚を付け根から動かす運動、
ひざであれば椅子に座って足を(ひざを)ブラブラしたり、
床に座ってひざの関節を曲げ伸ばしする運動、
足首であれば足をブラブラしたり足首を回す運動です。
また自転車こぎでも歩くほど体重はかからないうえ、
歩くときに体重がかかる軟骨面と少しずれているため、
関節の痛い方のリハビリ運動としては適しています。
当院で先日もひざが痛いという方が見えましたが、
数回5分の自転車こぎなどをすると、
ギシギシ音がしていたひざから音がしなくなり、
ひざの動きも良くなってきました。
継続的に行うことで、ひざの可動域(曲がる角度)も、
だんだんと曲がるようになってきます。
ひざや股関節などの痛みでお悩みの方は、
横浜ヘルスケア(整体)へご相談ください。